初心に触れる雑談

昨日LSで少し話題になったのですが、私は何度かここでも書いているように、ゲームってFF11がはじめてなんですね。コントローラーも満足に使えない状態で始めたので、戦闘ゲーム自体をよく理解してなかったと思います。もう「好き」な感じだけで、キャラとジョブと出身地選びました。前衛の基本が「戦士」だなんて考えもしなかったし、ひたすらシーフしてました。サポなしシーフって今考えると、むちゃくちゃ弱いのですが、当時はそんなものだと思ってたから、大変だったでしょう?といわれてもピンときませんw これはこれでよかったかも。


先日あるBC前で、初めてPTに誘ってくれたリーダーと遭遇しました。インパクトのある名前だったので、私ははっきり覚えてましたが、向こうは覚えてないだろうなぁ。時間に余裕がなかったので話しかけませんでしたが、挨拶すればよかったかなぁ。私もあれから成長しましたってw 実はこのリーダーに「釣り」をして来いといわれて、ほとんど出来なかったんですよねぇ…。一人でやってるときは自分が敵に近づけばいいだけなわけだし。誰でもそうでしょうが、初めてのPTって緊張するし、何より本格的なゲームの始まりでワクワクもしますよね…。そしてゲームに対する暗黙のルールなんかも肌で感じます。


「シーフは釣りが出来なかったら意味がない」って言われて、がんばってやってみるんだけど、うまく出来ないんです。それもそのはず、当時私ったらタゲ固定したまま走ってたんですよねぇwww タゲがはずせるなんて知らなかった。だから釣っても後ろ向きにしか走れなくて、すぐ死んでしまう。で、他のPTメンが「慣れてる人に釣りしてもらって下さい」っていうんだけど、彼はガンとして私に釣りをさせてくれたんですよ。結局うまく稼げなくて、自分がすごく惨めで、みんなに申し訳なくて、その日は一人で釣っては走る練習しました。それは自分が「強くなりたい」という気持ちより、ひたすら「PTメンに迷惑かけたくない」気持ちが強かったですね。その気持ちはLv75になるまでずーっと続いてました。


シーフって、1stジョブで上げるより、装備にも技術にも余裕を持って楽しんで上げるジョブかも知れないなぁと思います。そういう意味では忍者もそうかなぁ。けれど、当時の私はお金に余裕がない分、人一倍いろんなこと考えて出来る範囲で工夫してみたり、技術がない分、いろんな人に聞きまわって練習してたり、それってすごく大事なことだよねぇ…って。確かに装備をそろえるのは大切なことだし、システム上はそれでいい結果は得られるけど、最終的にはそのジョブに対する姿勢みたいなのが活きてくるんじゃないかなぁと。今高額装備に振り回されながら初心を思うわけですよ…。


でも欲しいものは欲しいー!!! もう1stじゃないんだしー!!! とジタバタしている私ですw