最初のLS

今だから話せる最初のLS崩壊のこと。実は私の中ではこっちのほうがまだ消化不良の状態ですw どうしてかっていうと、理由がはっきりしない上、当人ときちんと話し合いができなかったからです。理解しあえなくても、向こうの言い分は聞きたいし、こっちも言いたいことは伝えたかった。意見を交換することで、わかりあえなくても、何とかわかろうとする姿勢が生まれると思うんですよね。まぁでも愚痴になるんで、読みたくない人は読まないで下さい。長文です。


最初のLSリダ(タル♂)はサルタバルタ出入口付近に座り込んで、すれ違った初心者にパールを配って人を集めるという、、、絆とか何もない状態の寄席集めでした。それでも一緒にミッションやクエストを進めて、それなりの連帯感を感じるようになっていました。パールはすぐにサック化されるので、誰が誰を誘ってもいい感じで、人は少しづつ増えはじめした。リダ自身のレベルが低かったし、リダは自分よりレベルの低い人しか誘わなかったので、何かする時にはいつもお手伝いさんが必要でした。当然LSメンたちは、レベル上げで親しくなった高レベルのジョブを持つ人にパールを渡し始めました。


すると、少しづつ高レベルの人が仕切り始めることが多くなりました。多分…これは想像でしかないのですが、リダはそれがイヤだったんだと思います。リダが初心者ばかり誘うのは、自分が主導権をもつためだったんじゃないかなぁと。とはいうものの、彼にはリダシップも何もなかったんですけどね。でもリダ自身が経験したことはお手伝いできるから、初心者にはありがたいリダだったかも知れません。人が増えてくると当然ですが、合う人、合わない人が出てくるわけです。それでも同じLSを持つもの同士、協力しあって前に進めていかなくてはいけません。


そのうち、リダがあまりLSに姿を見せなくなりました。リアル忙しいのかなぁ…程度に思っていましたが、ある日私は偶然にも飛空艇で彼と遭遇してしまったのです。LSにいないはずの彼は、見間違いそうなくらい同じような色のパールをつけていました。軽く/emで挨拶したら、逃げるようにその場からいなくなりました。慌てて私はその場をサーチしました。彼のサチコメには「LSメンバー募集」とあったのです。そう、彼は新しいLSを立ち上げていたのです。


しばらく思い悩みましたが、あまりのショックにその場で彼には何も問いただすことができませんでした。今でも後悔しているのは、何故この時すぐに、彼にどういうことなの?と聞かなかったのか、いうことです。一人でしばらく悶々としていましたが、答えが出ないので、信頼できるLSメン3-4人(現在のLSにいるメンバー)に相談しました。みんな一様に驚いていました。そりゃそうだ。そこでは「リダ自身に何か意図があるのかもしれないから、彼が何か言ってくれるまでしばらく様子を見よう」ということでした。とはいえ、いきなりパールを割られる可能性もあると危機感を感じた私達は、そこで初めてお互いにフレ登録をしました。


ある日ひょっこりとLSにリダが顔を見せました。何事もなかったように…。誰も何も言いません。彼も何も言いません。様子を伺いに来たのかもしれないですね。その日以来、また彼はLSに来なくなりました。そんなある日、LSのオープニングメッセに○月×日△時をもって解散します。と理由はかかれずに、リダからの書き込みがありました。結局何の説明もなく、パールが割れることになりました。がっかりしました。正直一言何かあると思っていたし、あって当然だと思っていました。これからどうするか、その場にいたLSメンで話し合いをすることになりました。


ずーと思い悩んでいたので、こうなれば彼を責めてもしょうがない。明るく前向きに物事を進めたい!と思っていた私は「新しいパールの色は何色がいいかなぁ…」とつぶやいたのです。それに賛同した人が、「LSの名前も決めなきゃね!」と言い出しました。そこである人が「もうあのリダがいなくても、何とかやっていけるよ」と言ったんです。すると、それに噛み付いてきたメンバーがいました。「彼がいなくてもいいなんて、どうして言えるんだ!?」と。そして、その人は自分が初心者だったときに、彼がどんなに協力してくれたか、と彼との思い出を語り始めたんです。ちょっと待て!


そのリダが今自分たちにしていることはどうなんだ?!思い出は大切です。しっかり胸にしまっときなさい。でも今は、そんな思い出話に花を咲かせてる場合じゃぁない。確かにリダと一緒に過ごした日々は楽しかった。どんどん絆が出来てきたと思っていた。けれどだ!彼はそんなことちっとも思ってなかったってことなんですよ?!彼はLSごとリセットしようとしてるんですよ?!ここでリダの肩を持つメンバーと、リダを無視して事を進めようとするメンバーとに分裂してしまいました。そして、リダの肩を持つメンバーは、怒りにまかせてLSを外して話し合いを拒否したんです。こんな所にはもういられない!と…。


私にはどうしても理解できませんでした。誰かこの時のリダの肩をもつ人たちの気持ちを解読してもらえませんか?確かにいろいろお世話になりました。いろんな思い出が山ほどあります。私だって初心者だったんです。いろんなことが新鮮で、確実にステップアップする喜びを一番感じるお年頃だったんです(Lv5くらいから在籍して、この頃は30代後半でした)。それなのに…。せめてリダが、皆の前で自分の口から「こういう理由があるから、解散したいんだ」と言ってくれたなら。もちろん彼を責める人もいるだろうけど、それをきちんと受け止めてくれたなら。問題があるなら相談して、皆で話し合いをしてくれたのなら。それなら私は彼を最後までリダとして認められたと思います。リダならそうするべきだと今でも思っています。


そんなとき、分裂したメンバー同志の仲介役になってくれたのが、次のLSリダ(エル♂)だったのです。彼は分裂したその場にいなかったため、双方の状況を公平に聞くことができたのです。彼はまず、リダ側についた人たちと話し合いをしました。「あまりにも現リダを無視しすぎる」「彼がいてもいなくても同じだ、という扱いには耐えられない」ということでした。それはちょっとひどいんじゃないか?とエル♂さんは私に確認を求めてきました。ひどいですか?!現リダを交えて今後きちんと話し合いができるんですか?!それなら謝罪します。理由を説明して、きちんと解散してくれるなら、彼の存在は認めます。でも結局そんな運びにはなりませんでした。


リダ側についた人たちの言い分は「あんなことをするほどリダは追い詰められたのだから、それは自分たちにも責任がある」ということでした。「だから彼の気持ちを理解してあげてほしい」と。何でもリダはLSメンの中に苦手な人がいるらしい。その人と付き合いたくないらしい。その人を避けるがゆえ、LSを避け、その人から逃げたいゆえ、新しいLSを立ち上げたらしい。これを認めるのですか???嫌な人がいて、それがストレスになって、誰も気づいてくれないから、仕方なく自分が移動します。ってことですか???誰か助けてーw もちろん、リダでなければそれは可能です。自分に合う場所を見つけて彷徨えばいいんです。でも彼はリダなんですよ?!そして性懲りもなく、またリダになろうとしている…。(彼がLSを解散して、新しいLSを立ち上げた本当の理由は、いまでもハッキリわかりません。多分こういうことだろうという、リダ側についた人からの話です。言えないことなのかもしれません)


LSを外して飛び出した人たちは、二度とLSに戻ってくることはありませんでした。エル♂さんを通して話し合い、私もリダ側に立った人とコンタクトをとり、tellでお互いのわだかまりを解く努力をしました。この人たちに言いたかったのは「話し合いを放棄しないでほしい」ということでした。全くの他人だから、わかりあえないことがあって当然です。置かれた状況は同じようにみえても、中身が違うことだってあります。それを伝えあわないと、何も解決できない。どうにかしてわかろうとする姿勢が相手に見えたとき、理解しあえなくても、納得はできると思うんです。この過程を踏んだおかげで、今でも普通に挨拶したり、話をしたりできる関係になりました。リダ側についた人は、当然リダの新しいLSに誘われると思っていましたが、それはなかったみたいです。私なり解釈すると、それはリダとしての最低限の思いやりだったのかなと。「公平にするために、新しく立ち上げたLSに前のメンバーは一人も誘わない」という。。。いいふうに考えすぎですか?w


パールが割れるその日まで、私達はそのパールをつけていました。その後、誰も新しくLSを立ち上げる気配はありませんでした。リダの重みもわかったし、LSを引っ張っていく大変さもわかってしまったから。私も今後はフレにもらったパールをつけることになるかな…と思っていたのですが、誰も立ち上げなかったら、自分が立ち上げればいいんだと思い、パールを一つ購入しました。でも、パールが割れたその日、仲介してくれたエル♂さんから、新しいLSを立ち上げたと連絡がありました。一足むこうが早かったw 彼は中立の立場だったから、随分悩んだみたいです。向こうの言い分もわかるし、こっちの言い分もわかるから。でもこちら側に立ったからには覚悟を決めてもらわねば!w


余談ですが、、、実はこの時から次のLSの波乱は始まっていたのかもしれません。LSを飛び出した人の中に、次のLSリダ(エル♂)に思いをよせる人がいたんです…。その人をLSに誘ったのは、まぎれもなくこの私です orz〜。 その人がこちら側の意見の人だったら、多分うまくいっていたと思のですが。その頃はその人のそんな気持ちに全く気が付きませんでした。当たり前だけど…。その人は、エル♂さんが私達のためにLSを立ち上げるなんて思わなかったんでしょうね。彼がLSを立ち上げなかったら、エル♂さんはそのままその人の入ったLSに誘われていたかも知れません。そしたら第二の崩壊もなかったかも…。でもこの時立ち上げてくれたエル♂さんには、本当に感謝しました。


LSのリダに恵まれず、右往左往しながら今に至るわけですが、私は故郷の収納金庫の中にあの時買った未開封パールをひとつ、今でも大事に保管しています。このことを知るLSメンは、なのなは爆弾パールを抱えているといいますw 今度LSが理不尽な理由で崩壊することになったら、その時は本当にこのパール開封しますからね〜!