三度目のエオルゼア - ■右往左往■.game

毎回saleされるたびに気になっていた「FFXIV　漆黒のヴィランズ」

春先に60％offにのせられて、積読本みたくとりあえず買っておこうとついぽちっと購入したまま放置すること数か月。

この夏、三度めのエオルゼアに降り立った。

きっかけは新しいPCに買い替えたことと無料カムバックキャンペーンが始まったこと。

PCの買い替えにあたって、いろいろ検索してたらファミ通の記事で、FFXIVのベンチマークが「最高品質」の設定で15000スコアを出してるノートパソコンを見つけた。

いろんな口コミを読んでこれに決めて、購入後「高品質ノートパソコン」の設定でベンチマークを試したら18000スコアが出た。

そしたら当然、実際にゲームではどんなものか試したくなるよねぇ。(苦笑)

初めてエオルゼアに降り立ったのは遠い昔、十数年前のこと。

当時のカンストレベルは50で、幻術士(のちに白魔導士)のフレさんと呪術士(のちに黒魔導士)の私の二人で楽しくクエスト消化しつつ、レベル上げをしていた。少し状況が変わったのは、白フレさんの入っていたFCに入れてもらってからだったかなぁ。

いつでもどこでも二人で遊んでいるのが、どうにも気に入らないらしい人がいて。

「同じ人とばかり遊んでないで、他の人とも遊びなさい」

「二人の世界に閉じこもっているなんてもったいない」

などなど、フレさんとは恋愛関係ではなく、ただの仲良しフレンドだったのに、ちょっと誤解されてる感があって、私はその人の物の言い方が苦手だったなぁ。

うん。わかってる。その人に悪気はなくて、本当に親切心で言ってくれていたこと。エオルゼアは多くの仲間がいてこそ楽しい場所だってことも。

でもそれと同じくらい、そのFCでは白魔導士でコンテンツに参加する人が欲しかったこともわかってた。人数の少ないFCだったから。

黒魔導士がカンストしたあと、その人は私の装備を確認してはよくこう言ってた。

「黒魔導士は装備次第で強くなる」

「装備が貧弱なうちはコンテンツ参加は控えたほうがいい」

「装備のそろってない黒魔や呪術士がいると蹴られるよ」等々。

言われたことは真っ当で、状況や周囲に合わせて長く楽しく遊ぶならそういう努力が必要なことも、FF11をやってたから重々理解している。

でも私には「装備がそろうまでは仲間に入れてあげない」と言われているように聞こえたんだよね。もうこの辺りで完全にその人に対して苦手意識があって、被害妄想爆裂ですね(苦笑)。当たり前だけど、フレさんにそれを言うこともできないし。

インしたら白フレさんは高確率でFCPTに参加していて、まぁそれは仕方のないこと。

それでも、装備のための金策をする気にもなれなくて、エンドコンテンツにもさほど興味もなくて、ただ楽しく遊びたいだけなのに、次第にインするのが億劫になってきて、結局終焉のお祭り騒ぎにも参加しないままフェードアウトしちゃったんだよねぇ。

苦い思い出です。(笑)

その3年後。

新生エオルゼアが始まって、かつてのキャラでインしてみたら全てがまっさら(FC等解散)になっていた。何から始めていいかわからず、フレさんの名前が光ることはなく、旧サーバー(現レガシー)は閉じた世界で、新しい人が入ってくることもなかった。

しばらくは模索していたものの、せっかくだからと心機一転、新しいサーバーで新しいキャラで冒険を始めようと思った。

幸い仲良くなった人が、初心者向けFCを立ち上げたので入れてもらった。ビクビクしながら皆でダンジョンに入ったりして楽しかったけど、ほどなくそのマスターがインしなくなった。別SNSでつながっていた私は、マスターがFFXIVは自分に合わなかったと言っているのを見てしまった。

まぁ、それじゃ仕方ないよね。でも立ち上げたFCの引継ぎくらいはしてほしかったかなぁ。そういうことを言えるほど仲良くはなかったし、引き継いであげるほどの余裕は私にもなかった。

活動しなくなったFCからは人がだんだん抜けていって、ようやく新しいFCを立ち上げようということになったけど、同じFCメンバーで立ち上げたLSも掛け持ちする人ばかりになって、当初ほどの活気は戻ってこなかった。

ロドスト(コミュニティ | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone)で日記を書いたりもしたけど、特に仲良くなる人もいなくて、やっぱりそのうちインしなくなった。

私は決まった相手と遊ぶのが好きなんだと思う。初めてのMMORPGが運よく仲間に恵まれて、その後のいろんなゲームもほとんど仲良くなった誰かと一緒だったから。もちろん一人遊びも好きだけどね。

三度めのエオルゼアがどうなるかはわからない。

無料期間中だけ遊んで終了の可能性も無きにしも非ず。前のPCでキャラクリしたデータは引き継がなかったので、どうしようかなぁと思ったけど、また一からキャラクリして愛着もつのも何だし、あえてランダムに任せてみた。

肌と髪と目の色だけを変えて。

楽しい冒険記が書けるといいんだけど。